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特注・特殊集塵機.com 技術情報

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特殊集塵機.comは、様々な集塵機・バグフィルターに接してきた経験・実績があります。
その経験・実績を活かし、集塵機・バグフィルターに関する技術的な情報、ノウハウや技術情報を取りまとめました。
掲載内容についてはもちろん、集塵機・バグフィルター、メンテナンス・保全,修理、ろ布・濾布(フィルター)、粉塵・粉じん(ヒューム、ダスト、埃)など、ご相談に親身にお応えいたします。お気軽にお問い合わせください。



集塵機

ガス処理装置、脱臭装置
ガス処理装置・脱臭装置計画の原則
計画の原則 1.有害ガス、悪臭の発生個所、範囲など発生源の確実な把握
2.発生物質の濃度、成分割合、及びそれらの物理的、化学的性質の調査、特に引火、爆発等の危険性調査
3.経験値との照合
4.関連法規の調査、労働安全衛生法関係、公害関連法、地方条例、建築基準法等
5.制御方法の選定と計算、吸込ワードと作業性との関連、特殊ワードの設計等
6.ガス処理方式の選定と後処理の方法の決定
7.処理装置の設置場所とダクト経路の決定
8.各部の性能計算、排風機、電動機の選定
9.安全装置の組込計画
10.官庁手続
11.計画の調整と見積計算
フードの設計 処理ガス量決定の要素
1.制御風速の決定…ガスの発生状況とフードの取付位置
2.フードの設計……作業性と吸込能力、形状、寸法
3.経済性…・……Ⅲ…・処理ガス量、作業性、装置の規模、室温調整等
ガス処理方式の選定 対象ガスの性状
1.対象ガスの名称、成分、濃度
2.処理ガス中に含まれる固形物(粉塵)、タール分などの状態
3.ガス温度
4.発火、爆発性
5.各成分の物理的処理の方法
6.各成分の化学的処理の方法
7.排出濃度の検討
後処理の方式 1.処理装置の管理責任者の決定
2.洗浄液等の後処理の方法、廃棄物処理業者等との契約
3.装置の維持管理、処理薬品の補充方法
その他の注意事項 1.温度条件の検討
排気装置から屋外に排気される空気量が冷暖房に意外に大きな負荷となることがある。
エアコンディションを行っている工場や寒冷地での冬季の排気には十分注意を要する。
2.排気された分だけ外部から空気が進入する
排気装置を運転すれば排気量に応じた分だけ外から空気が補給される。このため必ず空気補給のための開口部を設ける。
但し、外部の浮遊粉塵も一緒に入ってくるので、特に空気の清浄度が要求される作業場では給気装置も同時に検討しなければならない。
3.排気装置据付時の工法に注意。新設工場に排気装置を設置する場合は他の設備も未だ運転していない状態であるから据付工事は比較的容易な場合が多い。
しかし既設工場に据付ける場合は業種によって引火性物質を多量に置いてある所や、爆発性、引火性ガスを発生している所がある。
この辺で据付工事をする場合、電気溶接やガス切断などはもちろんのこと、電気ドリルの火花さえも引火の原因となることがある。
施工業者と十分な工事計画を練り、事故防止に細心の注意を払わねばならない。

各種ガス処理装置・脱臭装置の原理と構造
方式 原理 特徴
吸収方式 ガスを液体と接触させ、溶解、あるいは反応により対象物質を除去する。洗浄液としては水又はアルカリ、酸、各種塩類の水溶液が用いられる。洗浄塔としては充模塔、もれ棚式洗浄塔が多く用いられる。 ・粉塵と共存する有害ガス処理に適する。
・無機ガスの処理に適する。
・運転経費が安い。
・排水処理が必要である。
吸着方式 ガスを活性炭、シリカゲルなどの吸着剤に接触させガス中の特定成分を吸着除去する。一定量の吸着剤に吸着される物質の量は限られるため適切な時期に吸着剤の交換、再生を行う。吸着剤と被吸着物質の極性を考慮して選定する必要がある。
又共存する粉塵、ミスト、タール分等が吸着剤を覆って性能を低下させるのでガスの前処理が必要である。
・低濃度ガスの処理に適する。
・成分回収ができる。
・吸着平衡に達した吸着剤の再生又は廃棄処分の方法を考えておかねばならない。
直接燃焼方式 炭化水素系物質を含むガスを燃焼炉に導き700~800°C程度に加熱して可燃物を直接酸化分解する方法である。補助燃料として二次公害防止のために良質の燃料を使用せねばならず、又燃料の量も多くなる。そのため熱交換器を取付けて50~80%の熱回収を行うのが普通である。C,Hよりなる炭化水素には適するがCl,N,S,Pなどを含む物質では燃焼生成物(例えばHCl,S02等)に注意しなければならない。 ・高濃度ガスの処理に適する。
・燃料コストが間題になる。
・塩素系溶剤(トリクレン等)には適しない。
・可燃性ガスの爆発限界内では使用できない。
接触酸化方式 酸化触媒を用いてガス中の有害成分を酸化分解する方式で、直接燃焼方式に比べて燃料が40%以下で済む。触媒には白金系のものが多く、粒状、リボン状、ハニカム状などがある。燃焼温度は250~450°C程度で、初めに補助燃料で触媒をこの温度に加熱しておき、ガスを通過させれば、燃焼分解する。適度の濃度の時はガス燃焼時の熱でこの温度が保持され補助燃料は不要になる。触媒は過度の高温にさらされると劣化するので温度管理が重要である。 ・補助燃料が少なくて済み、比較的低濃度のガス処理に適する。
・ガス中の重金属、ハロゲンなどは触媒毒といい性能を著しく悪化させる。
・粉塵、タール、ミストなども触媒の活性面を被毒するので前処理 しておく必要がある。
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ガス吸収のフロー1:塩素
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ガス吸収のフロー2:塩化水素
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ガス吸収のフロー3:フッ化水素
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ガス吸収のフロー4:硫黄酸化物
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硫黄酸化物の乾式吸収法

石灰炉内添加法 石灰又は石灰石粉末を炉内へ直接吹き込む
吸収法 アルカリ金属の水酸化物、炭酸化物、又は金属酸化物に吸着させる
活性炭法 活性炭にSO2、酸素、及び水蒸気を含むガスを接触させると活性炭表面で硫酸が生成する

ガス吸収のフロー5:窒素酸化物
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集塵装置計画の原則
(1)計画の順序 1.発塵個所、発塵方向、ダストの性状、混入ガスの性質など発塵源の確実な把握
2.関連法規の調査、労働安全衛生法関係、公害関連法、地方条例、建築基準法等
3.制御方法の選定と計算、吸込ワードと作業性の関連、特殊ワードの設計等
4.集塵方式の選定と後処理の方法の決定
5.集塵装置の設置場所とダクト経路の決定
6.各部の性能計算、排風機、電動機の選定
7.安全装置の組込計画
8.官庁手続
9.計画の調整と見積計算
(2)フードの設計 集塵装置の処理風量決定の要素
1.制御風速
ダストの性状と発生状況、フードの型式と取付位置、外乱気流の状態、法規による制御風速を考慮して決める。
2.フードの設計
作業性を十分考慮した上で、フードを設計する。原則として囲い型とするが、外付式なら発生源に極限まで近づける。
3.経済性
処理風量、圧力損失、装置の規模、作業方法等との相互関係で経済性の調整を行う。
処理風量はフードの設計で決まる
作業方法、グストの発生状況及びワードの条件によって、まず制御風速を決め、処理風量が定まる。
従ってあらかじめ形と寸法を決めた「標準型ワード」なるものは考えられないし、ワードやダクトを全く別に考えて集塵装置本体だけを検討することもナンセンスといわなければならない。
(3)集塵方式の選定 対象粉塵の性状
1.粒度(粒度分布),グスト濃度
2.密度(員密度、見掛密度)
3.安慮、角及び粘着性
4.親水性又はキ発水性
5.腐食性、磨耗性
6.発火、爆発性
7.温度
8.混入ガスの種類
対象粉塵によって方式を選定する
集塵装置の選定を誤るとその機能が十分発揮できないだけでなく、運転不能、建設のやり直し等の事態を招きかねない。
(4)後処理の方法 1.集塵装置の管理責任者の決定
2.どの位の量のグストが捕集される予定か
3.回収して再使用するか、捨てるか
4.グストの取出し方法は動力か、入力か、取り出した後のグストの処理方法はどうするか
5.取出しの周期を何時間にするか
6.運搬の方法をどうするか
7.捨てる場所は何処にするか
8.廃棄物処理法との関連
集めたダストの後処理の方法を必ず決める
集塵装置を設置する前は、グストが空気中に浮遊しているので、その発生量を予測できず、つい見すごしてしまい、集塵装置を設置した後でグストの捕集量の多いのに驚くことがある。グストの後処理、運搬方法等を初めに決める必要がある。
(5)後処理の方法 排気濃度をどの位にするか
どんな集塵装置でも集塵率 100、 排出濃度Oはあり得ない
一般作業の場合、排気孔のダスト濃度が公害関係法規、条例などによって決められていることもあり、法規、技術、経済性の各観点により決定する。


各種集塵装置の性能比較
装置名 形式 原理 分離粒径(μm) 集塵率(%)
重力集塵装置 1室形
多段形
重力沈降 30 50~60
慣性集塵装置 衝突形
反転形
慣性力
衝突
20 60~80
サイクロン集塵装置 高性能形
マルチ形
大形
遠心力 5
15
80~98
60~80
ろ過集塵装置 バグフィルタ
充填層形
拡散
衝突
さえぎり
0.5
1~15
99.8
98
スクラバ ベンチュリ形
充填塔形
ぬれ壁形
ウォータフィルム
拡散
衝突
さえぎり
0.5
0.5
1
5
98
95
95
95~98

設備費のうち、スクラバ及び湿式電気集塵装置の水処理設備は除く
運転費の中に消耗部品代は含まない

圧力損失
(kPa)(mmH20)
設備費 運転費 適用条件
動力費 メンテナンス費
0.1~0.3kPa
10~30mmH20
0.2~0.5 0.5~0.6 0.5 高濃度粉じん処理の前置用として適す
0.5
50
0.2~0.3 0.9 0.6 同上
1.2~2.0
120~200
0.4
0.6
0.3
3~4 0.6 高い集塵率を要求される所には不適
0.5~2
50~200
0.5~1:50~100
0.6
0.4
2~3
1.5
0.8
1.2
露点に注意を要する低濃度に適
0.3~06
30-60
0.5
1.0
1.0~1.5
1.0
1.0
1.2
1.0
1.0
1.2
低濃度に適ダストの電気的性質に注意
3~10:300~1000
0.5~3:50~300
1~3:100~300
2~4:200~400
06
06~0.8
08
05~0.6
5~15
2~6
2.5~6
2.5~7
1.2
1.2
1.2
1.2
グストの後処理方法に注意
ガス吸収可能


各種集座装置の原理と構造 (サイクロン)
特徴

集塵装置として古くから多数用いられているタイプで、構造が簡単なため用途によっては非常に有効な方式である。

長所 構造が簡単なわりに性能が優れている。
処理ガス量のわりに小さなスペースで据付けられる。
比較的高温度にも使用できる。
粉塵量の多い時は極めて有効である。
粉塵の除去だけでなく空気力輸送装置の終端で粉体との分離に便利である。
製作費が安い。
可動部分を伴わないので保守、点検が容易である。
短所 公害上問題になる微小粉塵の除去に不適当である。
構造がシンプルなわりに理論的解析がむつかしく、対象粉塵に適した設計が簡単にできない。
圧力損失が大きい。
吸引式の場合、わずかの空気もれ込みが、集塵率 を著しく悪化させる。

原理と構造

含塵ガスを円筒内で旋回させ、その遠心力でダストを外壁側へ追い出し、サイクロン側壁にそって落下させる。
この時、グスト(粒子)に作用する遠心力は重力に比し、500~2000倍となり、重力の場ではほとんど沈降しない5μm位の粒子まで捕集することができる。

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集塵率向上の条件

  • 1.サイクロンの直径を小さくする
  • 2.内筒と外筒の直径比を大きくする
  • 3.入口管路の断面積を小さくする
  • 4.円柱うずの長さを長くする
  • 5.ダストの粒径の大きいもの、真密度の大きいものが集塵率は高い。

用途

  • 1.粉塵の粒子が大きい時、一般に10μm以上
  • 2.高温で繊維製布を使用出来ない時
  • 3.粉塵の真比重の大きい時
  • 4.粉塵が空気中に拡散し難い性状の時
  • 5.粉塵の発生が間歌的な時(稼動率の極めて低い時


サイクロンのいろいろ
マルチサイクロン

直径の小さい小型サイクロンは限界粒子径が小さくなり高性能になる反面、処理ガス量は少なくなる。
従って大きなガス量を処理するには小型サイクロンを多数併列に使用する。

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軸流型サイクロン

軸流型サイクロンの特徴

  • 1.標準の接線流入型サイクロンに比べて小型にできる。
  • 2.マルチタイプにして大風量処理に適する。
  • 3.ダクトの鉛直部などに直接接続できるので狭い場所に適する。
  • 4.分離限界粒径は接線流入型に比べやや大きくなる。


各種集座装置の原理と構造(バグフィルタ)
特徴

応用面の極めて広い集塵装置で、高い集塵率を必要とする場合に有効である。

長所 処理ガスのグスト濃度の変動に対して排気濃度はあまり変化しない。
比較的高温ガスまで処理でき、ほぼ万能的に適用できる。
極微細粒子の集塵も可能である。
ガスやダストの性状に合せ、戸布の材質、織り方を選定することができる。
グストの再飛散が少ない。
短所 高温ガス処理はろ布・濾布(フィルター)の耐熱性でおさえられる。
露点以下の運転、吸湿性の激しいグストに対しては適用がむつかしい。
サイクロンに比べて装置が大型になる。
圧力損失の変動が大きい。

原理と構造

含塵ガスを戸布の表面で炉過してダストを分離する装置。
力学的には拡散、慣性衝突、さえぎり、重力などが利用される。
ろ布・濾布(フィルター)にはポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの繊維の織布又はフエルトが主流となっているが、
木綿、羊毛などの天然繊維、高温ガス用の耐熱ナイロン、ガラス繊維等も用いられ、ガスやグストの性状に合せて選択する。
ろ布・濾布(フィルター)は円筒形又は平板形に加工され、何本か集めて必要戸過面積を得るようにし、一室~数室のバグハウス内にセットされる。
ろ布・濾布(フィルター)表面に附着したダスト層は自らがろ過膜となるが、時間と共に厚くなリー定限度の時、払い落す。

ろ過風速

ろ過風速とはろ過面を通過する気流の見掛の平均風速で、一般にこの値が小さくなるほど集塵率が高くなる。
しかし同一ろ過面積で処理し得るガス量は減少する。又戸過風速を大きく取りすぎるとバグフィルタの安定運転がむつかしくなる。
ろ過風速は一般に2.5m/minを中心に0.5~7m/min位の範囲で使われており、この数値の選定が性能及び経済性を左右するカギとなる

バグフィルタの払落し装置の種類

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粉塵別実用的最大戸過風速
冶金燃焼
粉塵の種類 粉塵濃度 ろ過風速 m/min
0.5 1 2 3 5 7
カーボンブラック ×    
カーボンブラック ×  
カーボンブラック ×  
フライアッシュ     ×
フライアッシュ   ×  
金属精錬粉   ×  
金属精錬粉 ×  
カドミウムヒューム ×    
焼却炉煤塵   ×  
原料用粉体製造
粉塵の種類 粉塵濃度 ろ過風速 m/min
0.5 1 2 3 5 7
農薬   ×  
アルミ粉末   ×  
顔料   ×  
顔料 ×  
鉛丹 ×  
コランダム     ×
コランダム   ×  
セメント   ×  
セメント ×  
セメント防水剤   ×  
タルク     ×
石灰石   ×  
ガラス繊維   ×  
ガラス繊維 ×  

粉塵濃度大:10~8g/㎥、中:8~4g/㎥、小:4~g/㎥ ◎最良、○良、△使える場合もある、×使えない

原料用粉体製造
粉塵の種類 粉塵濃度 ろ過風速 m/min
0.5 1 2 3 5 7
合成樹脂粉     ×
亜鉛粉   ×  
白粉   ×  
重タンタル   ×  
飼料     ×
石膏   ×  
石膏   ×  
芒硝     ×
硫化鉄   ×  
研磨材粉   ×  
粉砕・研磨
粉塵の種類 粉塵濃度 ろ過風速 m/min
0.5 1 2 3 5 7
石材粉砕   ×  
金属材料粉砕   ×  
鋳鉄粉     ×
ショットブラスト   ×  
サンドブラスト   ×  
ガラス研磨粉     ×
ブレーキライニング粉     ×
ステンレス研磨粉     ×
工具研磨粉     ×
合成樹脂研磨粉     ×
木粉(切断)        
木粉(研磨)     ×
バフ研磨粉     ×

粉塵濃度大:10~8g/㎥、中:8~4g/㎥、小:4~g/㎥ ◎最良、○良、△使える場合もある、×使えない

集塵率

集塵率(捕集効率)は厳密には積算集塵率と瞬間集塵率とがある。
積算集塵率とは一定時間内に捕集された粉塵の重量と供給された粉塵の量との比をいい、長時間の測定サンプリングで得られる値である。
これに対して、瞬間集塵率は各瞬間の集塵率を表わすもので、一般には瞬間集塵率の方が本質的な値で、粉塵負荷の増加と共に急速に100%に近くなる。一般的に、ろ過風速を大きくとれば極端に集塵率の悪くなる。
また透過率とは集塵率の逆の値で
透過率=100-集塵率(%)
で表わされる。



バグフィルタの寿命の目安
区分 粉塵の種類 ろ布材質 ろ布風速
(m/min)
耐用年数(年)
1日8時間 1日24時間
(連続)
金属・鉱山・製錬 石灰石 アクリル 3~5 1.5  
石灰石 アクリル 1.6 2 1.5
石灰石 ポリエステル 1.6 3~3.5 2
鉱石粉砕 アクリル 1.6~3 2~3  
鉱石粉砕 ポリエステル 1.6 4~5 2~3
亜鉛粉末 アクリル 2.5 1.5  
亜鉛粉末 ウール 2.5 1  
金属精錬 ポリエステル 1~1.6 1.6~2 1~1.2
化学 セメント ウール 1~1.6 3~4 0.5~0.9
セメント ポリエステル 1~1.6 2 1~1.5
顔料 アクリル 2.5 3  
顔料 ポリエステル 1.6~2 4~4.5  
酸化鉛 ポリエステル 1.6 3  
砒酸鉛 ポリエステル 2~3 1~2.5  
カーボン 綿 2.5 1  
カーボン ウール 1.6~2 3 0.5
カーボン アクリル 1.6~2 4 1.5
カーボン ポリエステル 0.5~1 2~3 2.5
タルク 綿 2.5 3~3.5  
タルク アクリル 2.5 2  
合成樹脂 綿 7~8 1.5  
合成樹脂 ウール 3~3.5 2.5  
合成樹脂 アクリル 2.5 3  
合成樹脂 綿 2.5 1  
重炭酸カルシウム アクリル 2.5 3  
硝子粉末 綿 4~5 1.5  
硝子粉末 ウール 3 1.5  
硝子粉末 アクリル 3 2~3  
農薬 綿 2.5 2  
農薬 アクリル 2.5 3~4  
農薬 ポリエステル 1.6~2 4~5  
ロジン ウール 5 2 1
ロジン アクリル 2.5 3~4  
石綿 綿 5 2  
石綿 ウール 5 1  
石綿 アクリル 2.5~4 3~4  
ブレーキ 綿 5 1.5  
ライニング アクリル 5 2  
ライニング アクリル 3 3~4  
機械 鋳鉄研磨 綿 4~5 1.5~2  
鋳鉄研磨 ウール 4~5 1.5  
鋳鉄研磨 アクリル 4~5 3  
鋳鉄研磨 アクリル 2,5 4~ 5  
バフ(アルミ) 綿 5 2  
バフ(アルミ) ウール 5 2  
バフ(アルミ) アクリル 5 2~ 3  
バフ(ステンレス) 綿 3~4 3  
バフ(ステンレス) アクリル 3~4 4  
バフ(ステンレス) ポリエステル 2~2.5 5  
サンドブラスト 綿 7 0.6  
サンドブラスト 綿 3 1.5  
サンドブラスト アクリル 3 2  
サンドブラスト アクリル 2~2.5 3  
ショットブラスト 綿 3 3  
ショットブラスト アクリル 2.5 4~5  
ショットブラスト ポリエステル 1.8 5  
プラズマ切断 ポリエステル 1.6~2 3  

本表は集塵機メーカーの私たち「集塵機メンテナンス.com」の納入先について調査、集計した最短値であります。
これをもとにして予備フィルタの補充計画を立てられる事をおすすめします。


ろ布・濾布(フィルター)に使用される繊維
繊維材質 商品名 最高
使用
温度
化学的性質 引張
強さ
(kg/
m㎡)
密度
(g/ml)
価格比 備考
耐酸性 耐アルカリ性 耐候性 その他の薬品
木綿   80 × 酸化剤△ 43 1.6 0.9 ろ布として用途大
羊毛   80 × 酸化剤△ 12 1.3 4.5 圧力損失小さく、集塵率大
ポリビニルアルコール ビニロン 110 57 1.3 1.5 木綿に類似
ポリエステル テトロン 120 56 1.4 1.0 常温で多用される
ポリアミド ナイロン 100 51 1.1 1.3 常温で多用される
耐熱ナイロン ノーメックス
コーネックス
200 高温
水分
×
50 1.4 5.0 高温で使用
ポリプロピレン パイレン 80 38 0.9 1.1 耐食性良好
アクリルニトリル   100 35 1.3 2.1 常温一般適用途
ガラス   250 122 2.5 2.0 高温で使用
フッ素繊維 トヨフロン
テフロン
250 31 2.1 20.0 耐食性良好
ノボロイド カイノール 150 20 1.3 3.2 耐食性、防炎性良
ステンレス   800             120.0 耐熱性良好


各種集座装置の原理と構造(ミストセパレータ)
特徴

生産工程からミストの発生する例は非常に多く、環境を汚染し、衛生上も有害である。
一方オイルミストの場合は回収して再利用でき、省エネ対策上も極めて有効である。

長所 回収した油は再利用して、生産工程にもどし、あるいは燃料として使用できる。
ミスト特有の環境汚染が防止できる。
作業環境を著しく改善する。
回収物が液体であるから後処理が簡単である。
ミストとグストの混合物も処理できる。
比較的低い圧力損失で分離できる。
短所 ミストの発生過程によって粒径分布が大幅に変 り単一システムで万能的には使えない。
ベーパの凝縮で生成するミストはサブミクロン粒径のものを含み、容易に分離できない。
ミストを吸引するダクトは接続を完全にしておかないとフランジ部から液満が落下し、製品や環境を汚染する。

原理と構造

ミストが液膜の破裂等機械的に生成する場合の粒径は10μm以上のものが多く、屈曲板を重ねたエリミネータでもかなり分離できるもののベーパの凝縮で生成するミストでは1μm以下の粒径となるので繊維充填層を数段に設置する。捕集されたミストは液膜大液滴となり流下して、ほとんど再飛散することはない。またダストが混入する場合は繊維充填層フィルタを自動洗浄する装置を附加することもある。
繊維充填層フィルタは多くの場合、消耗品として取扱い6~12ヵ月毎に交換するものが多い。
圧力損失はミストの種類によって装置の構造が異なるため一概にはいえないが、50~100HmH20程度である。
粘着性の油ミストでは電気集塵装置が用いられることもあり、この方式は電気スパークによる火災の心配のない場合に限られる。
蒸発しやすい液体の場合は冷却器を使用して捕集効果を上げたり、さらに積極的に冷却してベーパを凝縮捕集することも可能である。但しこの場合はその物質の本気圧特性とベーパ濃度の関係を十分把握しておかないと効果が表われないから注意を要する。

ミストの種類 補修方法 原理図
機械的発生ミスト
(研削、研磨)
屈曲板
繊維充填層
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ベーパー凝縮ミスト
(熱発生ミスト、化学反応)
繊維充填層 image
粘着性油ミスト
(高分子化合物)
電気集塵方式 image
蒸発しやすいミスト
(有機溶剤)
冷却捕集 image
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各種集座装置の原理と構造(洗浄集塵装置)

特徴

洗浄集塵装置はスクラバとも呼ばれ、水中に粉塵を分離捕集する形式の集塵装置である。
水処理に手数がかか り万能的には使えないが、特殊用途では、非常に有効なシステムである。

長所 集塵と同時に有害ガスの吸収処理ができる。
可燃性、爆発性の粉塵処理ができる。
処理ガス中の水分が多く乾式処理が不可能な場合に適する。
処理ガスの温度を下げることができる。
短所 排水及び粉塵(スラッジ)処理等の設備 をそなえなければならない。
寒冷地では冬季の凍結対策を行う必要がある。
粉塵やガスが水と反応した場合の装置材料に対する腐食性、又は危険性などを考慮しなければならない。

原理と構造

洗浄集塵装置は水又は水に適当な添加物を加えた液で含塵ガスを洗浄し、液満、液膜に粉塵を付着させて捕集する。
従ってガス中に含まれる有害ガス成分の吸収除去や化学的中和処理を行うことができる。
集塵原理は、①粉塵粒子と液満との慣性衝突②高濃度領域から低濃度領域への拡散効果③琥集作用などの総合効果と考えられる。
洗浄集塵装置自体は単に空気中の粉塵を水中に移しかえるだけの装置であるから、捕集された粉塵や有害ガス成分はそのまま水と共に排出されてくる。
従ってスクラバの設置にあたっては排水処理装置が絶対に必要になってくる。
そのほか、構成材料は鉄、ステンレス鋼、各種プラスチックス等であるから、それぞれの材料と捕集した成分との反応(腐食)を十分考慮して設計しなければならない。
その他洗浄集塵装置の使用条件として次のことがいえる。

  • 1.粉塵が親水性であること
  • 2.水が豊富に使えること
  • 3.捕集した粉塵が水分のために腐敗しないこと
型式 構造と特徴 原理図
ベンチュリスクラバ 含塵ガスをベンチュリ管に導入し、そのスロート部で流速を40~100m/sに加速する。
スロート部で水を加圧・噴霧し、グストと接触させ、後段に設けたサイクロン等の分離部で捕集する。
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充填塔 塔内に表面積の大きい20~501Шn位の図形物 をラングム充坂し気液の接触を行い、粒子を分離捕集する。ガス吸収に多く使われる。
充填塔に類似した形式のものにフローティングベッド方式のスクラバがある。これは、プラスチック製の球を塔内で浮遊させ球表面の水膜で含塵ガスを処理する。
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サイクロンスクラバ サイクロン内で加圧水を噴霧し含塵空気を洗浄する。円筒状本体下部より含塵空気を接線方向に流入させて旋回しながら上部へ導き、一方、塔下都中央に高圧噴霧ノズルを多数取付けて放射状に水滴を噴霧する型式と、普通のサイクロンに噴霧ノズルを付力Hし たスプレイサイクロン型がある。 image
もれ棚式洗浄塔 開口比の比較的小さい(15~30%)多孔板の棚を数段設け、洗浄液は上段から下段へ順次流下し、ガスは下部より、棚の開口部を通って上昇する。ガス吸収に多く使われる。 image
インビジメントスクラバ 数段の多孔板を設け、上段から水を流し含塵ガスは多孔板を通る時気泡となって撹拌される。水は側面の樋を通って順次下段へ流下する。もれ棚式に比べ各段の孔を通過する気流速度が大きい。 image
ウォータフィルム 留水式のスクラバで集塵室内に一定量の水を保有し、水位面にそってセットされた逆S宇形の濤を含塵ガスが高速度で通過する。この時水と激しく混合して粉塵が水中に捕集される。この型式はポンプを用いず、排風機だけで気液混合が行われ、使用水量の少ない特徴がある。 image


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